世界の屋根 [チベット]
今回はチベット第二の都市、シガツェからEBCへ。
シガツェはダライ・ラマに次ぐ指導者、パンチェン・ラマが代々住んでいる都市です。
EBCってのはエベレスト・ベース・キャンプです。
パンチェン・ラマに関しては色々と政治的な問題があり、
とは言ったもののこの街自体にはあまり用がないんですわ(と言ったら怒られるかもだが)。
ツアー的にはEBCへの中継地点的な意味合いが強いです。
タシルンポ寺というチベット仏教ゲルク派最大のお寺があるものの、ここでもアンコールシンドローム発症。
今回はメンバーにも伝染したらしくみんなでカフェでお茶しておりました。
言い訳させてもらうと、そもそも入場料が高すぎるんですわ。
なんでもかんでも。
このタルシンポ寺にしても50元。
金閣寺並の入場料を取るわけです。
どうも値段に見合ってないなぁ、と。
ま、そういうことでEBCへ出発です。
天気予報を見るとチベット地区の天候は雨。
チベット最大の目的であるエベレストが曇ってたらなんのために来たのか分からん。
でもまぁ、自分晴れ男だし、大丈夫だろ。
などと思いつつ内心ヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノ
何しろ道中の天候は 雪 。
こりゃ。。。ダメかもしれん。
ランクルはシガツェからどんどん標高を上げ、雲行きはどんどん怪しくなっていく。
周りは雪化粧した山のみ。
形容するなら「世界の果て」だな。
けど、こんな「世界の果て」でも道路は舗装され、電線が通ってる。
ところどころにしか無い村と村を繋ぐためにひたすら道路と電線が続いていく。
どれだけの歳月と人員が投入されたのやら想像もつかないです。
辺り一面こんな景色
まさに世界の果て
峠の一つ
メチャ寒い
5200mだったかな
EBC最寄りの街
ここでパーミッションを取る
てかまたパーミッションかよ!
一人一人のパーミッションに加えて、車一台にもパーミッションが必要というふざけた決まり。
それを4人で折半して、一人頭の料金180元!!
うひー手持ちの残金がどんどん減っていく
あああ、雲が、雪が
ところどころある村や街の入り口で何度もパスポートを提示して、軍にチェックを受ける。
正直腹が立ってくる。
こんなところまで来て悪さなんかしねーよ。
けど、途中からここで働いてる軍人も可哀想に思えてきた。
なにしろ
究極の左遷先
だよねココ
上官「お前、来週からエベレスト勤務ね」
伍長「(゚Д゚ )エ?」
と言われた時のコイツラの心情を察すると不憫で不憫で。
検問に居た子供
ツアー客を待ち構えて物乞いしてくる
こんな辺境にも子供はいるのか
検問を抜けるといよいよジャリ道になった
おおおお、近づいてる予感
とんでもないグネグネ道をひたすら登る
頭上にあったはずの雲の高さがどんどん低くなり、車が雲突き抜けて峠に達する。
と、眼前にとんでもないスケールの景色が広がっていた。
とうとうヒマラヤ山脈のお目見え。
ヒマラヤとはサンスクリット語で「雪の住む処」という意味を持つ。
8000m級が14峰、7000m級に至っては100を越える山々が連なってる。
通称「世界の屋根」
なんじゃアイツらは・・・
ここらの山よりもさらに一段高い
右側の山は「チョ・オユー」8201m
シェルパ語でトルコ石の女神の意味らしい。
あのデカイ山々の中でも突き抜けてやがる。。。
周りは全部雲なのにココだけ雲が切れてる!
運が良かった
車に乗ってさらにエベレストを目指す。
大パノラマで広がる究極の絶景にシャッターを切っているとガイドが言った。
「チョモランマだ」
どこ!?どこ!?
ガイドが指さした先に
いたあああああああ
でけえええええええええええ
この旅最大の興奮、というか、あまりの美しさに呆然というのか感動というのか。
写真を撮るのも忘れてしばらく立ち尽くした。
あ、でも撮らなきゃ。
まさに神々が住む山
雲が掛かる
掛かってる雲すら神々しく見える
ここからエベレストの麓までさらに車を走らせること数時間。
辺りはもう暗くなってきていた。
BCの手前で最後の検問を受ける。
もう怒りは湧いてこない。
可哀想に、可哀想に(ノД`)
検問で撮った空
雲行きがまた怪しいんですが・・・
ようやくEBCに到着すると見えるはずのエベレストは完全に雲に覆われて見えず。
あまりの寒さにテントに入り、夕食を取る。
メンバーのトモくんが持ってるインスタント味噌汁を分けてくれて、みんなで飲んだ。
涙が出るほど美味かった。。。
テントの暖炉で温まって夕食を取り終わって外に出ると本日2度目の幸運が待っていた。
おおお、近いぞ
さらに辺りが真っ暗になると頭上には満天の星が。
メチャ寒だったけど、正面にエベレスト、頭上に広がる星を眺めながら飲むCaptain Morganは格別だった。
次はネパール国境の街、ダムへ!
ヒマラヤを越えるぜ!
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シガツェはダライ・ラマに次ぐ指導者、パンチェン・ラマが代々住んでいる都市です。
EBCってのはエベレスト・ベース・キャンプです。
パンチェン・ラマに関しては色々と政治的な問題があり、
とは言ったもののこの街自体にはあまり用がないんですわ(と言ったら怒られるかもだが)。
ツアー的にはEBCへの中継地点的な意味合いが強いです。
タシルンポ寺というチベット仏教ゲルク派最大のお寺があるものの、ここでもアンコールシンドローム発症。
今回はメンバーにも伝染したらしくみんなでカフェでお茶しておりました。
言い訳させてもらうと、そもそも入場料が高すぎるんですわ。
なんでもかんでも。
このタルシンポ寺にしても50元。
金閣寺並の入場料を取るわけです。
どうも値段に見合ってないなぁ、と。
ま、そういうことでEBCへ出発です。
天気予報を見るとチベット地区の天候は雨。
チベット最大の目的であるエベレストが曇ってたらなんのために来たのか分からん。
でもまぁ、自分晴れ男だし、大丈夫だろ。
などと思いつつ内心ヽ(д`ヽ)。。オロオロ。。(ノ´д)ノ
何しろ道中の天候は 雪 。
こりゃ。。。ダメかもしれん。
ランクルはシガツェからどんどん標高を上げ、雲行きはどんどん怪しくなっていく。
周りは雪化粧した山のみ。
形容するなら「世界の果て」だな。
けど、こんな「世界の果て」でも道路は舗装され、電線が通ってる。
ところどころにしか無い村と村を繋ぐためにひたすら道路と電線が続いていく。
どれだけの歳月と人員が投入されたのやら想像もつかないです。
辺り一面こんな景色
まさに世界の果て
峠の一つ
メチャ寒い
5200mだったかな
EBC最寄りの街
ここでパーミッションを取る
てかまたパーミッションかよ!
一人一人のパーミッションに加えて、車一台にもパーミッションが必要というふざけた決まり。
それを4人で折半して、一人頭の料金180元!!
うひー手持ちの残金がどんどん減っていく
あああ、雲が、雪が
ところどころある村や街の入り口で何度もパスポートを提示して、軍にチェックを受ける。
正直腹が立ってくる。
こんなところまで来て悪さなんかしねーよ。
けど、途中からここで働いてる軍人も可哀想に思えてきた。
なにしろ
究極の左遷先
だよねココ
上官「お前、来週からエベレスト勤務ね」
伍長「(゚Д゚ )エ?」
と言われた時のコイツラの心情を察すると不憫で不憫で。
検問に居た子供
ツアー客を待ち構えて物乞いしてくる
こんな辺境にも子供はいるのか
検問を抜けるといよいよジャリ道になった
おおおお、近づいてる予感
とんでもないグネグネ道をひたすら登る
頭上にあったはずの雲の高さがどんどん低くなり、車が雲突き抜けて峠に達する。
と、眼前にとんでもないスケールの景色が広がっていた。
とうとうヒマラヤ山脈のお目見え。
ヒマラヤとはサンスクリット語で「雪の住む処」という意味を持つ。
8000m級が14峰、7000m級に至っては100を越える山々が連なってる。
通称「世界の屋根」
なんじゃアイツらは・・・
ここらの山よりもさらに一段高い
右側の山は「チョ・オユー」8201m
シェルパ語でトルコ石の女神の意味らしい。
あのデカイ山々の中でも突き抜けてやがる。。。
周りは全部雲なのにココだけ雲が切れてる!
運が良かった
車に乗ってさらにエベレストを目指す。
大パノラマで広がる究極の絶景にシャッターを切っているとガイドが言った。
「チョモランマだ」
どこ!?どこ!?
ガイドが指さした先に
いたあああああああ
でけえええええええええええ
この旅最大の興奮、というか、あまりの美しさに呆然というのか感動というのか。
写真を撮るのも忘れてしばらく立ち尽くした。
あ、でも撮らなきゃ。
まさに神々が住む山
雲が掛かる
掛かってる雲すら神々しく見える
ここからエベレストの麓までさらに車を走らせること数時間。
辺りはもう暗くなってきていた。
BCの手前で最後の検問を受ける。
もう怒りは湧いてこない。
可哀想に、可哀想に(ノД`)
検問で撮った空
雲行きがまた怪しいんですが・・・
ようやくEBCに到着すると見えるはずのエベレストは完全に雲に覆われて見えず。
あまりの寒さにテントに入り、夕食を取る。
メンバーのトモくんが持ってるインスタント味噌汁を分けてくれて、みんなで飲んだ。
涙が出るほど美味かった。。。
テントの暖炉で温まって夕食を取り終わって外に出ると本日2度目の幸運が待っていた。
おおお、近いぞ
さらに辺りが真っ暗になると頭上には満天の星が。
メチャ寒だったけど、正面にエベレスト、頭上に広がる星を眺めながら飲むCaptain Morganは格別だった。
次はネパール国境の街、ダムへ!
ヒマラヤを越えるぜ!
チョモランマ?
めっちゃ綺麗だね!!
神々しさが伝わってくるー
あれ?
飯は?
イケメンが写ってるからいっか♥
by しょーこ (2011-05-19 18:25)
とりあえずエベレストに行くことが決まりました。
別にこの日記を読んだからって訳じゃないんだからね!
そういやエベレストってまだ伸びてるんだっけ?!
あ~、I`m not sure.
by けんじ (2011-05-19 20:24)
電車の中で読ませてもらったけど、思わずゾクっとしたよ(*_*)
ハンパない興奮が伝わってきた!駅のホームで飲むビールも最高だけど、エベレストと満天の星の下で飲むのは、また格別でしょ☆乾杯!
by KEISUKE&INOUE (2011-05-19 22:53)
やばい。。 言葉にならん。
by とも (2011-05-20 04:16)
超感動!!!
by いずみおばさん (2011-05-20 07:29)
絶景をありがとうございます!
by 店員佐藤 (2011-05-20 09:45)
山ってすごいねーーー!本当に美しい。生でみたら私泣きそう、、、美しいねー自然は。まじ偉大だね。
by つばさ (2011-05-23 22:48)
>> しょーこ
飯、、、飯はねぇ。
目新しい物が無かったんです。
そしてあんまり旨くな、、、おっと。
あら、ありがとう。
by ヨシ (2011-05-27 14:53)
>> けんじ
行っとけ!ここは行くべき!
確かまだ伸びてるらしいね。
伸びシロがあるのは俺と一緒( ̄ー ̄)ニヤリ
by ヨシ (2011-05-27 14:55)
>> KEISUKE&INOUE
そいつは嬉しいねぇ。
駅のホームでとかもうおっさんやなw
by ヨシ (2011-05-27 14:58)
>> とも
まさに。
うはー、とか、すげー、とかしか言わなかった気がする。
by ヨシ (2011-05-27 14:59)
>> いずみおばさん
超最高!でした
by ヨシ (2011-05-27 15:00)
>> 店員佐藤さん
いえいえ、ちょっとでも伝えられてよかったです^^
by ヨシ (2011-05-27 15:01)
>> つばさ
やっぱり建築物とかより自然が一番だなー。
って思った。
マジでイイわ地球。
by ヨシ (2011-05-27 15:03)
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by Denpielia (2018-04-20 07:16)