遺跡群はすぐそこに！アウランガバード

アフマダバードから逃げ出して２日振りに宿に入ることができた。
毎度のことながら移動の後は
気力と判断力が著しく低下してるものの、今回は特にひどい。
もはや泊まれれば多少高くても気にしない・・・！
ベッドと、なによりシャワー！
こいつがあればなんでもいいわ！

というわけでまんまとリキシャのドライバーに
中級ホテルに連れていかれてしまいました。
雨期ということで５０％オフらしいけど、一人４００ルピー。
たけーなぁ。


アウランガバードという町はデカン高原の中にある。
デカン高原、いかにもデカそうな高原です。
場所はインドの真ん中くらいかなぁ。
高原の中にあるだけあってとても緑豊かで人も優しくてユルい。
アフマダバードと名前が違うし、同じ「バード」だけど段違いに居心地が良い。

アウランガバードの近くには
「エローラ」と「アジャンター」という遺跡群があり、
アウランガバードを起点にしてたくさんの観光客が行き来しているらしい。

ウチらが行ったのはエローラ。
だって名前がエロそうじゃない。
というわけではなく、アジャンターはちょっと遠いから。
消去法です。
エローラには３４もの洞窟に
それぞれ仏教・ヒンズー教・ジャイナ教の遺跡がある。
第１窟～第１２窟までが仏教。
第１３窟～第２９窟までがヒンズー教。
第３０窟～第３４窟までがジャイナ教となっている。
すべて石をくり抜いて作られている。
つまり寺院を構成してるものに外から持ち込んだ物は無い。
巨大な彫刻作品と言っても過言ではないのだ！
でも３４も遺跡を見たら持病をこじらすだろうなぁ。

想像ではエローラはアンコールワットみたいにガチの遺跡群かと思っていた。
行ってみるとキレイに整備された花壇なんかあったりして、なんか公園みたいだった。
入場料は２５０ルピー。
まぁこれだけの規模の遺跡なら妥当かな
と、思いながら横のインド人のおっちゃんのチケットを見たら

１０ルピー

って書いてあって泣いた。
２５倍はやり過ぎだろーよ。
こういうのはボッタクリとは呼ばないのだろうか。。。


完全に憩いの場・・・


お、遺跡っぽい


第５窟
ひろーい空洞
講堂として使われていたらしい


第１０窟
せまい入り口をくぐると一気に広がる空間
結構すごかった


いい仕事する


第１６窟
このエローラ最大の見どころ
でかすぎてもはや洞窟ではない
このヒンズーの寺院は建造に１世紀ほどの期間を要したらしい
数世代に渡って大工が毎日毎日・・・
途中の世代なんか自分が何作ってるのか分かってたのだろうか


細々とした彫刻
何かの物語なんだろうけど、ラーマヤナ的な？


くり抜きすぎだろ


こんな感じのインドネシアでも見たな


怒れるシヴァ


本堂内部
これはシヴァのリンガ（男根）
みんなナデナデしてた


こっちはジャイナ教の寺院
仏教と何が違うんだかさっぱりです


メーター付きのリキシャ初めて見た
が、請求されたのは表示額と違う金額・・・


ケーキ！！
なかなか美味かった
４０ルピー


ガキども
塀の向こうから２０人くらい湧いて来て取り囲まれた
喰われるかとオモタ

《旅情報》
＜移動＞
アフマダバード→アウランガバード
移動：寝台バス
料金：６００ルピー
時間：約１５時間

＜宿＞
忘れました・・・

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コメント 4

長旅お疲れさん！
そもそも、なんちゃらバードって、なんでバードなん？なんか｢集落｣とか｢城下街｣とか、町的な意味があるのかね？
あと、例の持病を発祥しない事を祈るわ！
by KEISUKE&INOUE (2011-08-03 22:39) 

イスラム系の人たちが作った町らしいよ。「～バード」。
まぁ普通に発症したけどねｗ
by ヨシ (2011-08-03 23:20) 

ガキンチョに　　完全にねらわれてるねｗｗ
by と (2011-08-04 05:54) 

マジでピラニアの如しでした。
一人、昔のヒーローみたいなやついるしね
by ヨシ (2011-08-04 20:28)