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ヤムドク湖&ギャンツェ [チベット]

ギャンツェ。
「至高無上の王宮」を意味するこの街はチベット第3の街です。
そこにある白居寺(パルコンチューデ)はもともとサキャ派の寺院だったのが、シャル派、ゲルク派と相次いで入り、現在は各派共存の寺になってる珍しいお寺だそうです。
珍しいのはいいのだけど、ヨシ的にはお寺は、すでにお腹いっぱいだったりする。
この状態になったのはアンコールワット以来だ・・・。
なにを見ても

全部同じに見えやがる

アンコールシンドロームと名付けよう。


朝の7時にラサを出発。
さらばラサ。
・・・おお。

さらばらさ

おおお。
書いて気づいた。
んなことはどうでもいい。


とりあえずラサ以外の街はもはや辺境の地だと思うので物資を買い込む。
チベットは中国に比べると物価が高い。
まぁこんなところ(失礼)に物資を運ぼうってんだからそりゃ高くなるのは当然なんだろうけど、高い。
大体2倍は掛かります。
中国では15元あれば腹一杯食べられたのに、チベットだと一品30元とか。
中国では水が2元で買えたのに、チベットでは4元とか。
宿の値段はそんなに大差ない。

こういう時の頼みの綱、バナナくん。
およそチベットに似つかわしくない、この黄色い南国のフルーツが道中助けてくれるハズ。
あとはビスケット、水、緊急食糧スニッカーズ。
最後に牛乳。
んではしゅっぱーつ。


IMGP7131.jpg
コイツがヤムドク湖・・・の石碑
こんな字書きます

IMGP7124.jpg
でか過ぎて山の上からでも全景撮れなかった
ここの後向こうに見えてる雪山越える

IMGP7146.jpg
雪山到着
カローラ氷河

IMGP7153.jpg
たまたま晴れてきて頂上が見えた
乃欽康桑峰(7191m)
チベット4大神山の一つらしい
こっからなら登れそうな気がするのは気のせいなんだろうきっと

ギャンツェ到着。
ここからさらにシガツェに移動するんだけど、お寺見るために立ち寄る。

IMGP7177.jpg
これが白居寺(4050m)
4000mくらいでは驚かなくなった自分に驚いた
慣れって怖い

IMGP7165.jpg
入場料は40元
ここでアンコールシンドロームが発症

IMGP7166.jpg
入り口で写真撮って逃げた

IMGP7173.jpg
街を歩いてみる
なんか山の上に見えるのはギャンツェ城
英印軍が攻めてきた時にここで戦い、最終的にはその戦力差に多くの兵や民が身を投げて自殺したらしい
なんかチベットって、あちこちから攻められてる国だ

IMGP7172.jpg
牛ばっかりいた
人間より牛とか犬とかの数の方が多いんだが

お寺の入口でチベタンたちとお茶を飲んで時間を潰す。
入口で大音量で流されるお経を聞きながら、次々と入っていく参拝者を眺める。
チベタンの子供が遊んでる横で、街の人たちが集まって雑談している。
ここでは生活の中心に宗教がある。
そのうち、リュックに杖、ボロボロの格好をしたジイちゃんが参拝に来る。
たぶん遠くから(下手したらラサから)歩いて来たであろうそのジイちゃんは
「ようやく着いた」
そんな感じでお寺を一度見上げ、恭しく門をくぐって行った。
あまり宗教観のない現代日本では見られないその光景に、宗教の持つ力や意味を考えさせられた。
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